末永く住める「住まい」 |
現代の日本住宅は約30年弱で壊され、廃棄されています。30年ごとにすべての住宅をどこに破棄処分するのでしょうか?空恐ろしい気がします。私たちの身近な環境で、そんな廃棄場所はあるのでしょうか。私たちの子供たちが、豊かな環境で暮らせるように、せめて倍の60年は住める家づくりをしませんか?ヨーロッパの住宅は60年以上といわれています。だからこそ、建築を大切に使い、きれいな街並みが残っていると思います。また、経済的にも高度成長時のように、個人の所得増加も期待できない反面、人の寿命はのびています。高齢になっても、安心して末永く住める「すまい」にしたいと思います。 |
環境や身体に優
しい「住まい」 |
今、北極のオゾン層の穴が大きくなり、南極にもその現象が現れています。また、二酸化炭素の増加により、地球温暖化が進んでいるといわれています。その原因の一つに、日本人の建設需要による、東南アジアや南アメリカの森林の伐採が上げられています。一方身近な日本の森林は建材として出荷が可能でありながら、価格競争に負け、山は放置されています。近年の山崩れや洪水も、こうした森林の放置が原因とも言われています。私たちが、少しでも身近な森林の木材を使用する事で伐採後、新たに植栽され、地域の二酸化炭素を吸い、酸素を地域に放出してくれます。また、熱帯雨林の木を切らなくて済みます。そして無垢の木を使うことにより住まう方の健康も守られます。こうした事から出きるだけ身近な木材を使用したいと思っています。 |
強い「住まい」 |
住宅は私たちの、生命や財産をしっかり守ってくれなければなりません。二度と阪神大震災の悲劇を繰り返してはなりません。木と木を組みダイナッミクで重厚な構造で、より安全なすまいにしたいと思います。 |
個性とデザイン |
日々の暮らしが、楽しく過ごせる「すまい」にしたいと思います。でも、そのくらし方や考え方や人生は人それそれで、個性があります。私たちのめざす「すまい」は人それそ゛れにあった、個性のあるデザインを大切にしたいと思います。 |
ほどほどの空間 |
夏はクーラー、冬はヒーター、部屋の中ではいつも適温?機械的に作られた室温で、人間は本当に快適なのだろうか?そんな疑問ないですか?夏は自然の風を取り入れ、ほどほど涼しく、冬は太陽の熱を取り入れ、ほどほど暖かい、そんな自然な空間は如何ですか? |